SakSak #6 奥 誠之

SakSak #6 奥 誠之

ドゥーワップに悲しみをみる / 答えて!イエス or ノー展示/クイズディスカッション


2日間の展示「ドゥーワップに悲しみをみる」と、その最後に絵にまつわるディスカッション形式のイベント「答えて!イエス or ノー 」を行います。イベントで は、絵を「売ること・買うこと・飾ること」について、具体的な話し合いと行動をします。


日程:2018年10月27日(土)・28日(日)

展示:12:00-18:00

イベント:18:00-20:00(28日のみ)

入場料:展示 500円/イベント 1.600円(ワンドリンク付)

場所:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)

https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2

企画:野本 直輝


奥 誠之 Masayuki OKU

1992年東京都生まれ。最近の個展に「細君の示唆」(東京藝術大学,東 京,2017)。グループ展に「遊び場の力学」(Cafe Hammock, 東京, 2017)、 「Assistants」(OTA FINE ARTS,東京,2017)がある。

HP https://www.okuart.com


blanClass+column

10月27日(土)・28日(日)★シリーズ SakSak #6 奥 誠之[ドゥーワップに悲しみをみる / 答えて!イエス or ノー]

http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20181021/1540133245

今週の土曜日はSakSak#6、ゲストは奥 誠之さんです。

奥くんとは、以前、blanClassで行ったシリーズ企画「〇〇のかたちを探す」でのゲスト出演を引き受けてもらったり、昨年の引込線でも、blanClassからのゲストとして一緒にイベントに参加しています。

〇〇企画のときにやったのは、イベントで奥くんが自作についてトークをするという定で、お客さん同士はトークの前にLINEでグループを作っておいて、奥くんのトークが始まったら、お客さん同士にLINEで好き勝手に会話をしてもらう、というもの。

いわゆるアーティストトークのような場において、アーティストの言葉が一番大きな意味を持ってしまうような状況に対して、話し手のアーティスト以上に、聞き手となっている観客の反応や言葉の方がその場に充満していく様な構造を作っていて、全体像を知らないのは聞き手ではなくてアーティストの方、という状況が生まれていた。

引込線のときは、宮澤 響と橋場 佑太郎との3人組による「おしゃべりスポット実行委員会」というユニットで参加。

このときにやっていたのは、展覧会場の中でお客さんがおしゃべりできたり、ダラダラできたりする場所を見つけたら、その場所にコースターを置いて、おしゃべりスポットとしてマーキングしていくというもので、おしゃべりのお供として麦茶を振る舞っていた。

僕の印象では、彼の関心は作品そのものではなくて、その作品の周りの環境の方にあるような気がする。作品と、それを見る人との出会わせ方とか、作品との関わり方について、いつも考えているような。

そんな彼自身の制作において、今は絵を描くことが中心になっている様で、描くこと/制作すること、とその絵のゆく先について、いろいろ考えていることが多いそう。今回はブランクラスを使って2日間の絵の展示を行います。最終日の夜にはクイズ形式のディスカッションを通して、展示作品の販売も行われます。

展示のあり方に少し工夫があるみたいで、展示構成を建築系の友人に協力してもらったり、日によっては見に来た人にコーヒーが振舞われたり、詩の朗読が行われたりする予定。

いろいろとセッティングがなされた2日間にはなりそうだけれど、それだけに?所々に抜け感が感じられる時間にもなりそう。

見たり話したり、昼間から飲んだりダラダラしたり、来た人にとっていろんな選択肢がその場に転がっているといいなあと思う。

野本直輝


2018/10/23/奥 誠之/blanClass放送室


ドゥーワップに悲しみをみる DM

untitled(だれでもある)/2017/キャンバスに油彩


またけんか/2018/パネルにアクリル、ペン


ポートレート

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