さっくさくさっくさく|サーカス、フェスさっくさくは、blanClassでのSakSakスペシャルイベントです。2018年からのシリーズ企画「SakSak」と、2016年からの「〇〇のかたちを探す」で出演をお願いした方々に再び声をかけ、可能な範囲で集まってもらいます。当日は、お昼頃から夜くらいまで、サーカスでフェスな催しをさっくさくっと開催予定!参加ゲストや内容などの詳しい情報はウェブでお知らせします。参加予定:Aokid、青柳 菜摘、荒木 美由(Skypeでの参加)、うらあやか、奥 誠之、尾崎 藍、黒坂 祐、小宮 麻吏奈、小山 友也、小山 渉、関 真奈美、武本 拓也、田村 香織(Skypeでの参加)、中村 大地、西山 友貴、村田 紗樹、メラン カオリ、吉田 裕亮、レンタルズ(今西勇太、小杉 晶)、渡辺 志桜里、他 /企画:野本 直輝日程:2019年10月5日(土) だいたい 13:00 START だいたい 21:00 CLOSE料金:2,000円会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階————————SakSakhttps://saksak.localinfo.jp〇〇のかたちを探すhttps://naokinomoto.localinfo.jp/posts/categories/956074————————2019.08.11 12:35
SakSak#16 武本 拓也SakSak #16 武本 拓也人の前に立つ事を、例えば狩りを手がかりに考えてみる|上演人の前に人がいる。その事の中には、事実と同時に事実ではない事も重なっていると思う。それはどっちでもあるし、どっちでもない。なにか別のもののような気がする。俳優と観客との具体的なやり取りを、例えば「狩り」の手つきで考えてみる事はできるのではないか。それは狩人の手つきであるだけでなく、獲物の手つきでもある。俳優は満身の注意で観客の視線をかいくぐり、最後の一瞬で矢を招き入れる。出演:武本 拓也/企画:野本 直輝日程:2019年9月14日(土) 18:00 - 18:50 プレ上演 19:00 START料金:1,800円(1ドリンク付き)会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階————————武本 拓也 Takuya TAKEMOTOそこにいるとはどういう事なのか。その関心のもと、立つ/歩く/見るなどの最小限の動作のみでの上演に取り組んでいます。それは発表の為だけでなく、日々の行いとしてできるだけ毎日、同じ内容で繰り返し行っています。ソロ公演に「正午に透きとおる」(2019.2)、「象を撫でる」(2018.5)など。https://www.takemototakuya.com/2019.08.11 12:17
SakSak#15 AokidSakSak #15 AokidEverything|ダンス、遊び、全部The day I want to do everything.あの頃、友達と遊ぶ時にゲームもレゴも自由帳も外遊びもおやつも全部やりたい日があった。あの日全部出来たっけ?どれくらい出来るかを改めて興奮とアイディアを持って集まったら始めたい。出演:Aokid/企画:野本 直輝日程:2019年6月29日(土) 17:30 からOPENしています。 19:00 START料金:1,800円(1ドリンク付き)会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階————————2019.05.07 01:15
SakSak#14 小山 渉SakSak #14 小山 渉Phantasma / みえてくるもの|参加型パフォーマンス暗い洞窟、火の揺らめき、前方のみを見続ける囚われた人々、影によって作り出されるイメージ、イメージを操作する者…私はこれらの要素を含んだプラトンの”洞窟の比喩”に、実際のイデアにまつわる内容よりも、そのイメージ自体に強く惹かれてきました。今回はそうした“洞窟の比喩”をモチーフに“みえてくるもの”を探ってみようと思います。 出演:小山 渉/企画:野本 直輝日程:2019年6月8日(土)開場:18:00 開演:18:30 料金:1,000円+投げ銭会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------2019.05.03 08:30
SakSak#13 米澤 一平SakSak#13 米澤 一平他人との対話→"TAP"を通じて→自己との対話に潜る|対話、パフォーマンス、音はじめまして、米澤一平です。あなたとわたしとで40分間じっくり対話しましょう。さいごにあなたとの間で生まれた思いや感覚をわたしが"TAPの音"にします。わたしを見て、聴いて、"あなた自身"を見つめるような不思議で素敵な時間をお届けします。出演:米澤 一平/企画:野本 直輝日程:2019年5月26日(日)開場:12:30 開演:13:00①13:00- ②14:00- ③15:00- ④16:00- ⑤17:00- ⑥18:00- ⑦19:00- ⑧20:00-★各回60分の公演が9回行われます。ご入場後の出入り自由、複数回の公演を自由に見ることができます。参加される方はお好きな飲み物、軽食をご持参下さい。入場料:1,000円(ドリンク別)+投げ銭会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------2019.04.01 10:21
SakSak#12 西山 友貴SakSak#12 西山 友貴Re:start|ダンス、セルフドキュメンタリー企画の野本くんから「なんでも好きなことやっちゃってください」とお誘いをうけました。ダンスと出会って26年。時が経つのは早いなーなんて考えていたら、幼い頃に自分が好きだったモノやコトについて色々思い出しました。2019年4月13日、この日、この場所から始めてみることにしました。つらつらと描きながら。思いのまま。出演:西山 友貴/企画:野本 直輝日程:2019年4月13日(土)開場:19:00 開演:19:30入場料:1,000円+投げ銭会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------2019.03.31 10:21
SakSak#11 小宮 麻吏奈SakSak#11 小宮 麻吏奈地球でキャンプをする:人間という光と空間がどこへむかうか考える|キャンプファイヤー地球に住みながら、1日だけ地球にキャンプをしてみます。太陽というキャンプファイヤーを囲み、太陽系の副産物としての「人類」という空間と光が、この先どこへ向かうのかを、地球のブランクラスにキャンプをしながら考えてみようと思います。★寝袋をお持ちの方はご持参下さい。日程:2019年3月30日(土)開場:19:30 開演:20:00 解散:翌8:00料金:2,000円(ドリンク別)会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本 直輝アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------小宮 麻吏奈 Marina Lisa KOMIYA1992年にアメリカで生まれ、7歳より日本在住。「人類における新しい生殖の可能性」を自身の身体を起点とした複数のメディアを通して模索している。これまでの主なプロジェクトに、「小宮花店」という花屋の経営や「野方の空白」というスペースの運営など。現在は都内の更地にて家のない「庭」と、その「庭」を映画に落とし込むプロジェクトを始動。HP https://www.marinalisakomiya.com/blanClass+column3月30日(土) ★★シリーズ SakSak#11 小宮 麻吏奈[地球でキャンプをする:人間という光と空間がどこへむかうか考える]https://blanclass.hatenablog.com/entry/2019/03/25/2136263月30日のSakSak#11は、ゲストに小宮 麻吏奈さんを迎えます。 小宮さんは、ブランクラスでは岸井大輔さんの「始末をかく」での出演がありますが、ソロでのイベント出演は今回が初めて。 始末をかくのときにもやっていた「小宮花屋」というお花屋さんや、「野方の空白」というスペースの運営なども行なってきた人で、単に何かを作る、という意味での作品制作から少しはずれたところでの活動も、積極的に行なっている。 そんな彼女が今回やるのは、キャンプファイヤー。先日の放送室でも火起こしに挑戦してみたのだけれど、当日も、まずは集まった人で火を起こすことから始める模様。 最近はまたキャンプの流行りも復活していて、1人で行うソロキャンパーなんかも結構多い。一方でキャンプファイヤーといえば、もっと大人数で、大きな焚き火を囲んでその周りで踊ったりしながら、お互いの交流を深めるようなイメージがあるから、少人数のグループで行うキャンプとは少し目的が違うのかもしれない。 ある出来事に反応して、人が集まって来てそこで交流したり、場が生まれたりするというようなことで考えると、いつものブランクラスもそもそもがキャンプファイヤーみたいな場所なのだろうけれど、その場所で小宮さんがどんなことを仕掛けようとしているのか、あるいはどんな出来事としてキャンプファイヤーが立ち上がるのか、その辺のことは火を起こしてからでないと分からなそう。 火があるところに生き物が集まるのか、生き物が集まるところに火が生まれるのか、どちらが先かは分からないけれど、集まることでできるキャンプファイヤーを、ぜひ起こしに来てみてください。 のもとなおき2019/3/22/小宮 麻吏奈/blanClass放送室2019.03.30 10:00
SakSak#10 うらあやかSakSak#10 うらあやかおどる墓石 その2 /(ちぎれたみみず)(筒のような身体)|パフォーマンス、ディスカッション「二つに切られてもいずれの部分も動いているみみずの、仏性はどこにあるのか?」この禅問答は気になるが、それはそれとして・・。死んだ身体を自身の身体に仮設して、そこへ言葉をあてる日にしようと思います。「おどる墓石」は 、思弁的に自分の生に触る時間を作る連作です。その1では他人の身体を着るレッスンをやりました。その2では身体を分解することについて粘土を使ってアプローチします。身体のちぎれた部分が動く時、魂は分裂しているかもしれない。つつ、トン ネル、管、何かが通ったりする器官の集合が感情を持っていることについて。日程:2019年3月9日(土)開場:19:00 開演:19:30料金:1,800円(ワンドリンク付き)会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本 直輝アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------うらあやか Ayaka URA 1992年神奈川県生まれ、武蔵野美術大学油絵学科卒業。 相反する物事(例えば集団と個人、演者と観客、過去と現在等)を反転若しくは攪拌する装置としての作品を目指す。HP https://urayaka.jimdo.com/blanClass+column3月9日(土) ★★シリーズ SakSak#10 うらあやか[おどる墓石 その2 /(ちぎれたみみず)(筒のような身体)]https://blanclass.hatenablog.com/entry/2019/03/04/023316今週の土曜日はSakSakの#10、ゲストはアーティストのうらあやかさんです。 うらさんは、blanClassが引込線に出張したときに、僕がゲスト出演をお願いしてイベントをやってもらっていて、そのときがblanClassでの初出演。そして今回、SakSakへの初出演です。 うらさんの作品には、観客が巻き込まれたり、出演者と鑑賞者が入れ替わったり、ごっちゃになったりするような仕掛けが必ずあって、単純に何かを見たり聞いたりするだけでは終わらせてくれない、というか始まらない、ちょっとした共犯っぽさがある。 今回のイベントは「おどる墓石」シリーズその2。その1では、うらさんが指示出し役となって、鑑賞者の中で2人1組のバディを作って、相手の身体の特徴や動作の癖を観察し、自分の身体で再現する、ということをした。このときは、見た目だけで相手の身体のことを想像しないといけなくて、しかもそれを自分の身体で再現するという、そもそも入れ替え不可能な自分と他人の身体に対するアプローチとしての、あきらめにも似た「超観察」を迫られる、そんな体験だった。 その2では、何やら粘土を使って、また少し別のところにアプローチする実験を準備しているそう。タイトルの続きにある、(ちぎれたみみず)と(筒のような身体)は今回のイベントのイメージでもあるらしく、放送室ではその辺のことをいろいろと話してくれた。たとえばいくつか出てきたものをあげると、「物体と魂」「部分と全体」「死と生」みたいなこととか。 うらさんがいろんな人を引き込みながら、いろんなものをひも付けながら試行する過程で、あっちゃこっちゃしている様子がそっくりそのまま作品になっていくところが面白いのだけれど、今回当日は何がどの様になるのか、始まるまで全くわかりません。とはいえやっぱりそこに集まる誰かがいないと始まらないので、少しでもご興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ。ゆるーく共犯始めましょう。 のもとなおき2019/2/22/うらあやか/blanClass放送室2018.12.31 13:57
SakSak #9 関 真奈美SakSak #9 関 真奈美入れ物 #観察|睡眠観察カメラに写っている(ものには、ある事実があるとして、)睡眠時の意識にない自分の姿を見る経験とはどんなものでしょうか。 イベントでは睡眠にまつわる映画を鑑賞します。記録した睡眠中の様子を朝ごはんを食べながら確認します。日程:2019年1月26日(土) -27日(日)19:00 開始 → 19:30 映画鑑賞 → 21:30 温泉、就寝準備、ストレッチ → 24:00 就寝 → 7:00 起床、ストレッチ → 8:00 朝ごはん、振り返り → 10:00 終了料金:3,000円(予約制/定員7名)会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本直輝布団類は会場に用意しています。パジャマや眠る時に必要なものなどがあれば、ご持参ください。銭湯:横浜天然温泉 くさつ https://k-o-i.jp/koten/kusatsu/ 手ぶらセットあり---------------イベント予約方法ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。〈件名〉SakSak#9 関真奈美 予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。info@blanclass.com---------------会場アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階---------------関 真奈美 Manami SEKI主な展覧会・イベントに「乗り物」(blanClass・横浜)、「(real) time と study tables」(space dike・東京)、「PJB」(BankART1929・横浜)、「記録係 vol.新しい洞窟」(コ本や・ 東京)などがある。HP http://manamiro.tumblr.com/blanClass+column1月26日(土)-27日(日) ★★シリーズ SakSak#9 関 真奈美[入れ物 #観察]http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20190120/1547970708今回のゲストは関 真奈美さんです。関さんはこれまで、ブランクラスではLive Art、ステューデントイベント、ヤミ市、引込線などの出張イベントなどなど、いろいろな形で出演してもらったり参加してもらったりしてきた人で、それこそ僕が学生の頃から、ブランクラスを経由して関わってきた同世代のアーティストの一人。今回のイベントではブランクラスに宿泊して、眠っているときの様子をカメラで記録して、朝ごはんを食べつつその記録を見て、寝ているときの自分の身体の様子を観察してみる、というもの。寝る前には睡眠にまつわる映画を見たり、近くの銭湯に行ったり、よく眠れるようにストレッチをやったり、とにかく盛りだくさんなイベント。タイムスケジュールはこんな感じ。1月26日(土)18:30 開場 → 19:30 映画鑑賞 → 21:30 温泉、就寝準備、ストレッチ → 24:00 就寝 1月27日(日)7:00 起床、ストレッチ → 8:00 朝ごはん、振り返り → 10:00 終了眠っているときに、意識下にない自分自身の身体がどんなふうに動いているのかを、お客さんも一緒にみんなで観察してみるという試みで、元々は、自分が眠るときに枕元に置いたぬいぐるみが、朝起きてみたら全然違うところに移動していた、という体験から今回のアイデアに発展しているそう。関さんの作品で、アバター役の人に遠隔で指示を出してそのアバターを動かすというシリーズがあるけれど、あの作品でも人の意思と身体の動きとが分解されたらどういうことができるのか、みたいなことを想像するところがあって、今回のイベントでもその辺の関心が重なっていたりするのかな?当日、会場には布団一式(敷布団、掛布団、シーツ、枕)が用意されるけれど、その他、防寒具、着替え、 タオル、耳栓など、必要なものがある場合は各自持ち込みOK。 リラックスして眠れる準備をお忘れなく。のもとなおき2019/1/15/関 真奈美/blanClass放送室今回のイベントについて、昼間のブランクラスでお話をしてもらいました。関さんが持って来た、イベント当日の観察に使う予定のカメラくんも一緒です。(そして今回の放送室からジングルが入ってます!高山玲子さん、関 真奈美さん、うらあやかさん、村田紗樹さんの協力でお届けします!)2018.12.19 08:38
SakSak #8 村田 紗樹SakSak #8 村田 紗樹名で触る |ワークショップ実家の私の部屋の扉は引き戸なのですが、夜寝ているとその引き戸の方からプクプクプク…と聞こえてくることがよくあり、私はそれを「ミゾノクチ」と呼んでいました。名前のついてないところに名付けてみたりしながら、名について考えてみたいと思っています。日程:2018年12月15日(土)開場:18:30 開演:19:00入場料:1.600円(ワンドリンク付)場所:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本 直輝村田 紗樹 Saki MURATA1989年神奈川県生まれ。「whisper-amplifier」各地/2014~、「引込線2017」旧所沢市立第2学校給食センター, 埼玉/2017、始末をかく「始末をかく」北千住BUoY, 東京/2018、など。blanClass+column12月15日 ★★シリーズ SakSak#8 村田 紗樹 [名で触る] http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20181210/1544413586今週の土曜日、12月15日はSakSak#8ゲストは村田 紗樹さんです!村田さんは、blanClass での土曜日のイベント、岸井大輔さんの「始末をかく」への参加、ステューデントイベント、前回の引込線への参加などなど、僕的にはブランクラス経由で様々なところで関わってきた人。彼女の作品には、音声を扱ったインスタレーションや体験型の作品が多くあり、鑑賞する人物と作品との距離感がよく分からなくなってくるような仕掛けがあって、見たり聞いたりしているうちに、いつの間にか妙な緊張感の中に引き込まれてしまう感じがあって面白い。今回のイベントでは「名前のついていないところに名付けてみたりしながら、 名について考えてみたい」ということで、例えばそれは、得体の知れない何かに対して、ひとまず距離をはかるための方法を考えてみる、みたいなことなのでしょうか。ほとんどの物や事には、既に正しい名前や呼び方が付いているような気にもなるけれど、全部が全部、そうとも言い切れないはず。誰かと会話をするときだって、知らず知らずに使っている方言や誰が決めたのか分からない正式名称と、間違った敬語とスラングと、そういうのをごちゃ混ぜにして、組み立て直しながらじゃないと、なかなか会話にならないから。そういえば、前に住んでいたアパートによく遊びに来ていたノラ猫に、「あいつ」っていう名前をつけていたけれど、もう会わなくなった今の方が「あいつ」っていう名前がしっくりくる距離だなぁということを思い出しました。こういうイベント自体もきっと、ノラのような得体の知れない何かでしかないのだろうけれど、ひとまず集まった皆さんがそれぞれに、この野良イベントを触ってみることなら出来るはず。ぜひ会場に足を運んで、触って、その正体に名を付けることができるかを、試してみるのもいいかも知れない。野本直輝blanClass放送室2018.10.04 13:24
SakSak #7 渡辺 志桜里SakSak #7 渡辺 志桜里mass |実験/ワークショップ監視のシステムや隔離された集団が引き起こす状況そして倫理についてそしてそれにまつわる犯罪や権力、欲望、監視について。そのともすればすぐに逆転してしまう二つの関係の境界線について。連綿と続くかのように感じられる歴史、時間、出来事の数々。そうしたものを元に今回ワークショップを行いたいと思います。日程:2018年11月17日(土)開場:18:30 開演:19:00入場料:1.600円(ワンドリンク付)場所:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本 直輝渡辺 志桜里 Shiori WATANABE1984年東京生まれ。2017年東京芸術大学大学院修了。2016年茨城県北芸術祭出品、個展として、2017年「sleeping pool」、2018年「sweet doughnut」「東京の桜」など。主な受賞歴に2015年「東洋文庫賞」、「東京都知事賞」2016年「AACアートコンペ最優秀賞」受賞。HP:https://www.shiori-watanabe-artworks.comblanClass+column11月17日 シリーズSakSak #7 渡辺 志桜里[mass]http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20181111/1541943770今週の土曜日11月17日はSakSak#7。ゲストは渡辺 志桜里さんです!渡辺さんとは、今年の夏に友人の紹介で初めて出会ったのだけれど、話をしていたらどうやら過去に彼女の作品は見たことがあったみたいで、昨年、芸大の卒展で見た、というか体験した作品がとても面白かったのを覚えていました。その作品は、人が一人分通れるくらいのアクリル板でできた通路のような入れ物の中に、テニスボールくらいの大きさのボールが大量に入っていて、その中を人が通過するというもの。ボール同士の隙間から手を入れようとしても見た目以上にぎゅうぎゅうしていて、かなり頑張らないと前に進めない。外で見ていたら途中で諦めて入口から出てくる人も。中に入った人が動くたびにボールでできた塊がグワグワ動いて入口と出口からボールがこぼれ落ちて、巨大な生き物が呼吸してるようにも見えた。でも出口から出てくるのは人間で、とても奇妙な光景でした。今回は、人が何人か入れるくらいの筒状の構造物を作って、来た人にはその中に入ってもらったり、それを外から眺めたり、中で何かをしてもらうそう。具体的にはまだあまり決まっていません。先日撮影したblanClass放送室では、作品を見る人が、逆に見られる対象に変わったり、外側から中を見ていることと中から外を見ていること、その両方を常に行き来するような状態についての関心などを話してくれました。渡辺さんが作るのは独立した作品というよりあくまでも装置として、何かしら人が関わることで機能する遊具という方がイメージに近いかも。1日限定の、移動式の遊具のようなものがblanClassに設置される予定で、インスタレーションとしても見ごたえのあるものになりそうです。そこでどうやって何を遊ぶか、とりあえず出たり入ったり眺めたりしながらゼロから考えてみましょう。野本直輝blanClass放送室2018.10.04 12:37
SakSak #6 奥 誠之SakSak #6 奥 誠之ドゥーワップに悲しみをみる / 答えて!イエス or ノー|展示/クイズディスカッション2日間の展示「ドゥーワップに悲しみをみる」と、その最後に絵にまつわるディスカッション形式のイベント「答えて!イエス or ノー 」を行います。イベントで は、絵を「売ること・買うこと・飾ること」について、具体的な話し合いと行動をします。日程:2018年10月27日(土)・28日(日)展示:12:00-18:00イベント:18:00-20:00(28日のみ)入場料:展示 500円/イベント 1.600円(ワンドリンク付)場所:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2企画:野本 直輝奥 誠之 Masayuki OKU1992年東京都生まれ。最近の個展に「細君の示唆」(東京藝術大学,東 京,2017)。グループ展に「遊び場の力学」(Cafe Hammock, 東京, 2017)、 「Assistants」(OTA FINE ARTS,東京,2017)がある。HP https://www.okuart.comblanClass+column10月27日(土)・28日(日)★シリーズ SakSak #6 奥 誠之[ドゥーワップに悲しみをみる / 答えて!イエス or ノー]http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20181021/1540133245今週の土曜日はSakSak#6、ゲストは奥 誠之さんです。奥くんとは、以前、blanClassで行ったシリーズ企画「〇〇のかたちを探す」でのゲスト出演を引き受けてもらったり、昨年の引込線でも、blanClassからのゲストとして一緒にイベントに参加しています。〇〇企画のときにやったのは、イベントで奥くんが自作についてトークをするという定で、お客さん同士はトークの前にLINEでグループを作っておいて、奥くんのトークが始まったら、お客さん同士にLINEで好き勝手に会話をしてもらう、というもの。いわゆるアーティストトークのような場において、アーティストの言葉が一番大きな意味を持ってしまうような状況に対して、話し手のアーティスト以上に、聞き手となっている観客の反応や言葉の方がその場に充満していく様な構造を作っていて、全体像を知らないのは聞き手ではなくてアーティストの方、という状況が生まれていた。引込線のときは、宮澤 響と橋場 佑太郎との3人組による「おしゃべりスポット実行委員会」というユニットで参加。このときにやっていたのは、展覧会場の中でお客さんがおしゃべりできたり、ダラダラできたりする場所を見つけたら、その場所にコースターを置いて、おしゃべりスポットとしてマーキングしていくというもので、おしゃべりのお供として麦茶を振る舞っていた。僕の印象では、彼の関心は作品そのものではなくて、その作品の周りの環境の方にあるような気がする。作品と、それを見る人との出会わせ方とか、作品との関わり方について、いつも考えているような。そんな彼自身の制作において、今は絵を描くことが中心になっている様で、描くこと/制作すること、とその絵のゆく先について、いろいろ考えていることが多いそう。今回はブランクラスを使って2日間の絵の展示を行います。最終日の夜にはクイズ形式のディスカッションを通して、展示作品の販売も行われます。展示のあり方に少し工夫があるみたいで、展示構成を建築系の友人に協力してもらったり、日によっては見に来た人にコーヒーが振舞われたり、詩の朗読が行われたりする予定。いろいろとセッティングがなされた2日間にはなりそうだけれど、それだけに?所々に抜け感が感じられる時間にもなりそう。見たり話したり、昼間から飲んだりダラダラしたり、来た人にとっていろんな選択肢がその場に転がっているといいなあと思う。野本直輝2018/10/23/奥 誠之/blanClass放送室2018.07.25 13:57